2018年にゴールデングローブ賞を受賞した『グレイティスト ショーマン』ですが
ピンクの髪の毛をしたアン・ウィーラーのキャラクターに賛否両論あるのをご存知でしょうか?
グレイティスト ショーマンといえば実在した人物をもとに作られている作品です。
後から調べて知ったのですが、アンは架空の登場人物だったみたいなのです。
今回は、賛否両論の内容と個人的な感想を含めながらグレイティスト ショーマンについてご紹介していきます。
途中ネタバレも含みますのでまだみてない方はご注意くださいね。
グレイテストショーマン,アン障害が賛否両論!
アン・ウィーラーは架空の人物だった
グレイティスト ショーマンといえば、実在した人物をもとに作られたミュージカル映画で、
ものすごく話題になりました。
その中の登場人物であるアン・ウィーラーですがアンは架空の登場人物です。
アンの役柄は、兄弟で空中ブランコのパフォーマーをしている妹、でザックエフロンが演じるフィリップと恋に落ちます。しかし彼女が黒人であるために交際を隠そうとしてなかなか結ばれません。
そんなことを歌にしたりします。しかしある事件がきっかけでキスを交わします。
そんなアンですがこの架空の役に賛否両論なのです。
まず、なぜ架空の役を登場させたのか。
個人的な意見ですが、ミュージカル映画としてただサーカス団が成長していくサクセスストーリーなだけだとニーズが少ないので架空の人物を登場させたのではないでしょうか。
ミュージカル映画はあまり好きではなく抵抗がありましたがアンとフィリップの恋愛があったので最後まで見られたと言ってもいいです。
現代の若者に見てもらうためにも恋愛要素は必須と感じて架空の人物を組み込んだのではないかと思いました。
アン・ウィーラーが個性的なサーカス団に含まれる理由
グレイティストショーマンは、ひげ女、小人、犬少年などの人とは少し見た目が違ったりする人たちで構成されたサーカス団の話です。
少し見た目が個性的なことを逆手にとって商売としていますがアンに関しては黒人の美しい女性で特に逆手にとって商売になるような部分は見当たりません。
これも、賛否両論の要素でした。
少し調べてみるとすぐ答えが分かりました。
この映画の時代設定は19世紀の話でこの頃は白人を支えてお世話などをするのは黒人の役目だったのです。
なので、黒人が表舞台で光を浴びることが少なかったのです。
このことから、見た目に個性的な部分はありませんが
ひげ女や小人のように白人たちから一目置かれた人だったために同じサーカス団として働いていたものと思います。
エンディングが感動的ネタバレ注意
エンディングが圧巻
この映画の最大の見どころはエンディングです。
ここからエンディングのネタバレが含まれていますのでご注意ください。
一旦は成功したサーカスでしたが、パフォーマーともめた客が劇場に火を放ちました。
駆けつけたバーナムが火の中にいるフィリップを助けます。
しかし、劇場も失い資産も失い破産になります。追い討ちをかけるように家族にも出て行かれます。
落ち込んでいるところを励ましてくれたのがサーカスの仲間たちでした。
そんな仲間たちと共にもう一度やり直すことを決めるのです。
ですが資金は全くありません。
どこの銀行に融資を頼んでも断られるばかりです。
それを救ったのがフィリップでした。
今までの取り分を全て貯金していてそれを再建費用に当ててくれたのです。
そしてバーナムは新たなことを思いつきます。
劇場ではなくテントを貼ってサーカスを行うのです。
これでまた観客にも笑顔があふれました。
人に恵まれるってこういうことですよね!
今までサーカス団員を勇気付けて一緒に働いてきたからこそ
バーナムが一文無しになってもそばで支えてくれ、また一緒にやろうと言ってくれる仲間たちにも感動です。
また、とにかく音楽の入りかたが感動をどんどん高めていきます。
話の内容もサクセスストーリーだけどそれだけではなく一人一人の優しさが溢れて混ざった時に初めて物語の最大の良さを引き出しているので自然に涙が溢れていました。
この作品は、誰におすすめしても気に入っていただける自信があります。
私のお気に入りランキングの上位に入ってくる作品なので本当におすすめです。
まとめ
・アンは架空の登場人物で、当時の黒人は使用人としてみられていたため他の団員と同じように一目置かれた存在だったためにサーカスの一員となっていた。またサクセスストーリーの中に架空の人物を入れたのは、恋愛模様を入れることでたくさんの世代に飽きさせないようにしたのではないかと思われる。
・ラストでは、登場人物が輝いていて音楽がより感動を誘い、感動を高めてくれる。
自然と涙が出てくる!
グレイティストショーマン本当におすすめです。
話題になっていることを知っていながらサクセスストリーは好きじゃないと意地を張って
映画館に見に行かなかったことを後悔しています。
ザックエフロンとヒュージャックマンの2人もカッコ良くていいです。
でもやっぱり音楽が最高なのでできることならば大きな音かイヤホンで音を感じていただきながらみていただきたい作品です。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
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